高知県四万十町は、四万十川の中流域、山・川・海の豊かな自然環境に恵まれた、自然も人も元気なまちです。
現在、総務省「地域雇用創造ICT絆プロジェクト事業」の指定を受けている十川小学校を本町のICT推進拠点校とし、児童の授業への意欲・関心や知識・理解を高めるため、全学年に電子黒板やデジタル教科書などのICT機器等の整備・活用を行い、3学年以上の全児童には1人1台のタブレット型PCを用いた授業を実践しています。
デジタル教科書は今までの授業をより分かりやすくするためのツールとして、板書と併用して活用しています。
また、ICT利活用が促進されるよう、ICTサポーターを配置し、教職員支援や教育CIO・学校CIOによる新たな学びの推進を図るとともに、教職員のスキル向上の支援・指導に努めています。
同校のICTの活用(デジタル教科書)と学力向上の相関をみると、デジタル教科書を使って児童の理解力を支援すれば、算数の基礎学力が伸長し、協働学習支援ソフトウェアを活用して、児童の協働的な学びを行うことで、国語力が向上することが分かりました。
子供たちの学力向上を図るために、ICT活用による学習効果の検証を行いながら、ICTをどのような場面で活用すればよいのか、引き続き各学校における研究授業等を通して普及推進を図って行きたいと思います。
【2015年1月1日】
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