「未来への飛翔・すべては子どもたちのために」千歳市学校教育基本計画のサブタイトルとして掲げたスローガン。
進化し続ける情報通信技術を活用し、新しい価値が次々と生み出されるなか、子供たちの学びの場に変革が求められている。ICTを活用した革新的な授業が急速に広がり、もはやスタンダードといわれる日の到来も未来ではない。
千歳市では、平成4年度から小中学校PC教室の整備に着手。その後、教員1人1台のPC整備、平成25年度から小中学校の全普通教室に「電子黒板・実物投影機・ブルーレイレコーダー」の整備を進めた。
平成27年度からは、デジタル教科書の整備、校務支援システムの導入を予定し、今後は、試行導入しているタブレット端末の普及を進めたい。
電子黒板の導入後、学校に足を運ぶたび、キラリと輝く眼差しで授業に集中する子供たちの表情にふれ、興味・関心・意欲が確実に高まっていることを実感する。
また、ICTという新たなツールを前に臆せず指導に取り入れる教職員の姿は、絶えず自らの指導力を高めようとする向上意識の表れである。
時代の変遷とともに教育の情報化はさらに充実していくであろう。されど教育はいつの時代も人から人に教え育てるものである。未来へ飛翔する子供たちの健やかな成長を願ってやまない。
【2015年1月1日】
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