本市では、平成25年度から、子供たちの自律的な学びを応援する総合プランとして「弘前教育活性化プロジェクト」を展開し、その中で、デジタル教科書の活用やテレビ会議システムを使用した遠隔交流学習などICTを活用した教育を推進しています。
さらには、文部科学省より「インクルーシブ教育システム構築モデル事業」を受託し、ICTの活用を視点とした「障がいのある子供と障がいのない子供が合理的配慮のもと、できるだけ共に学ぶことのできる環境づくり」の実践研究を行っております。
本市では、「個と集団が生きる授業づくり」を基本理念として掲げ、これらの取り組みを計画的かつ段階的に進めてきました。その結果、ICTの活用が「個に応じた適切な指導」や「個と集団の関わりの中での指導」において高い効果を示すことが徐々に認識されつつあります。
ICTの活用は負担であり、リスクと言われる時代は終わりを告げようとしており、単なる道具から、必要不可欠な道具となる時代がすぐそこまで来ています。
このことは、ICTという言葉の響きが放つ物珍しさだけでは許されない本当の「効果」を求められる時代になりつつあると言えるでしょう。
今後も本市の理念を念頭に置きながら、教育の情報化に全力で邁進する所存です。
【2015年1月1日】
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