本区では、ICT機器の教育環境を整備し、昨年2学期から、より質の高い授業づくりに取り組んでおります。最新の機器を活用して児童・生徒の学習意欲向上を図るとともに、進化する情報社会への適応力(情報リテラシー)を身に付けることを目的としています。
主な内容としては、区内46校のうち、22校の普通教室等にデジタル教科書やプロジェクター(電子黒板機能内蔵)、書画カメラなどを整備し、ビジュアルで分かりやすい授業を展開するほか、子供たちの発表にも活用しています。特に、22校のうち、小規模校10校については校内ネットワーク環境を整備し、全ての子どもにタブレットPCを貸与し、調べ学習や協働学習に取り組ませております。
また、学校ではオンライン、家庭ではオフラインで活用できる「品川区トータル学習システム」を構築し、教科ごと、学年ごとにコンテンツが用意されたタブレットPCを家に持ち帰らせて、予習・復習など自学自習(家庭学習)の定着を図っています。
校内で無線LAN環境を使って自己情報を蓄積し、家に持ち帰った時は、授業の復習やドリルなどができるシステムは、公立学校としては初めての試みです。
さらに、特別支援学級(固定級・通級)でも、子どもたちの個々の状況に応じた学習活動にタブレットPCを活用し、今まで以上に学習支援や自立支援の充実を図っています。
【2015年1月1日】
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