2020年度からプログラミング教育が小学校で必須化される。
スズキ教育ソフトは「ぴたっと!プログラミング」を、プログラミング的思考を育むための第一歩の教材として提供している。監修は永野和男氏(聖心女子大学名誉教授)。
ある日自宅にやってきたロボットを、掃除や料理ができるようにプログラミングする、という身近なストーリーを基に、プログラミングの考え方「順次」「分岐」「反復」を学べるようにした。その後、実際にプログラミングに挑戦。作成したフローチャートをもとにブロックが動き、合否判定ができる。合否判定では、まだクリアしていない条件も表示されるため、試行錯誤しながら取り組みやすい。
すぐに始められる授業ガイドも提供。授業事例やフローチャート集、ワークシートも用意している。
実際に学校で行われた授業では、題材が掃除や料理など身近なものなので、お手伝い経験のある児童が積極的に取り組む姿勢が見られたという。
授業ガイドを充実し、プログラミングに触れたことがない教員でも使いやすいように構成しており、プログラミング教育の取組の最初の一歩を意識した内容だ。
Webから「めいれいブロック」のPDFデータをダウンロードすることもでき、印刷して使用できる。
児童が手元で動かしながら考えられるものと、教員が黒板などに提示しながら使えるものを用意。
紙のめいれいブロックでしっかり考えたうえで、タブレットPC上で取り組むことができる。めいれいブロックはスズキ教育ソフトのWebからダウンロードできる。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2019年5月13日号掲載