皆が日常的に利用するトイレでは、扉と利用者との接触を防ぐために、内開きのドアが多く採用されている。ところが内開きの場合、ブース内でドアを開閉させる際に大量の荷物を持っていると、ドアをスムーズに開閉しづらくなる。
そこで、子供たちが安全で安心な学校生活を送ることができるドアや間仕切を開発・施工している三和シヤッター工業では、この課題を解決する最新のトイレブース設備「Rブース TR40」の発売を開始した。
R形状のスライド式曲面ドアを採用することで、よりスムーズなドアの開閉を実現する。R形状のスライド式ドアが利用者の周囲で弧を描くように動くため、一般の開き戸のように可動域がデッドスペースにならず、利用者がドアを避ける必要がない。トイレ内の空間を有効に活用でき、スペースをより効率的に生かした設計・設置が可能で、和式トイレを洋式トイレに改装する際にも活用できる。荷物の多い場合でも容易にドアを開閉でき、トイレに出入りしやすい。
「Rブース TR40」のスライドドアは、任意の位置でドアを停止できるため、自動的にドアが閉じて利用者に接触する心配がないのも特長だ。戸先と戸尻に緩衝ゴムも備え付けられており、万が一ドアに接触したとしても、衝撃を受けにくい構造とした。弧を描くR形状のドアは、デザインの美しさにもつながっており、温もりのあるトイレ空間を演出。表面材には高圧メラミン化粧板を採用。摩耗しにくく、表面に傷や汚れがつきにくい。カラーバリエーションも63色と豊富。▼詳細カタログ=https://www.sanwa-ss.co.jp/digital_catalog/pdf/p_75.pdf
教育家庭新聞 新春特別号 2019年1月1日号掲載