学校業務の効率化に伴い、業務時間外の留守番電話を採用する学校が増えている。タカコムは「働き方改革」を支援する定時放送の自動化や業務時間外の電話対応軽減、地震時の緊急放送などに役立つ仕組みを提供している。
留守番電話装置「リモートホン AT-1000」は、時間外の電話応答を自動化できる留守番電話システムだ。
PCで年間や日課のタイマースケジュールを作成・登録でき、留守応答のセット・解除やメッセージ切替などの操作を自動コントロールできる。
音声合成機能を搭載しており、本体内蔵マイクでの録音のほか、PCのテキスト入力で応答メッセージを作成できるので、教員が肉声を録音する必要がない。最大10チャネル・各チャネル最大5分間録音できる。用件メッセージは、最大300件・合計約120分間録音できる。
応答メッセージ・用件メッセージともに、SDカードに録音。停電になっても録音内容が消えない点も安心だ。
留守番電話に用件が録音されると、ショートメッセージサービス(SMS)を利用して携帯電話へメッセージを送る設定も可能。必要に応じて、あらかじめ登録した携帯電話や固定電話(最大3か所)を自動的に呼び出し、外出先から用件メッセージを聞くこともできる。▼価格=3万8000円(税別・工事費別)
自動放送機能付プログラムチャイム「PBS-D600」は、校内のチャイムや音楽、放送などの定時・緊急放送を自動化できる製品だ。年間を通じて一日単位で放送パターンを予約できる。一日当たりの放送は、最大64ステップ・最大99通りまで設定が可能。ハッピーマンデーに対応しており、祝日の日付は自動更新できる。
サンプル音源のほか、独自音源も録音・再生できる。高音質の音声合成機能により、テキスト入力でアナウンスも作成できる。
内蔵の固定チャイム15種類に加え、任意のチャイム録音も選択できる。
▼価格=19万円(税別・工事費別)▼詳細=https://www.takacom.co.jp/
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2020年2月3日号掲載