今年度から実施された新学習指導要領では、アクティブラーニングをはじめICT活用等、従来型の一斉授業とは違った様々な学習形態が展開される。それに合わせた教室の使い勝手も、より柔軟に対応ができることが望ましい。
校舎等の設計の指針となる、文部科学省の学校施設整備指針(2019年3月)では、学校の空間構成の基本事項の一つとして将来の学習環境の変化に「柔軟に対応することができるよう間仕切り壁や教室等の増改築を考慮した計画」を推奨。「教室の間仕切り壁を容易に移動可能なものとするなど、児童数の変動や日常的に展開される多様な学習内容・学習形態に弾力的に対応できる」ことが重要だと述べる。
子供たちにとって学校や教室は学習の場であるばかりか、一日の多くを過ごす生活の場とも言える。三和シヤッター工業(株)の学校間仕切「サンスクール」は、学校等の教育施設専用に開発された間仕切シリーズ。理想的な教育環境づくりをバックアップする学校間仕切としてさまざまな教育施設に対応できるよう、スチール製のスタンダードタイプのほか、木製や可動タイプなどの豊富なラインアップを取り揃えている。
中でも「可動間仕切SPK」は、収容人数や使用目的に応じて柔軟なスペース変更が可能。上吊り式なので床面のレールが不要。床面がフラットなので、つまずきやごみ詰まりの心配がなく、事故予防や衛生面の向上も期待できる。
パネル移動は軽快で走行音も少なく静か。パネル同士はパッキンでしっかり連結できるので、閉鎖して使う時の間仕切りとしての耐衝撃性が高められている。カラーバリエーションも豊富。単色はホワイト、クリーム、ウッドカラー。木目柄にはオークなど14種類がある。
▼詳細=https://www.sanwa-ss.co.jp
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教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2020年4月20日号掲載