市町村教育長 年頭のあいさつ

豊かな学びを創るために―青森県・八戸市教育委員会教育長 伊藤博章

青森県・八戸市教育委員会教育長 伊藤博章  本市では、児童生徒が情報及び情報手段を主体的に選択し活用していくための基礎的な資質の向上をめざし、教育の情報化を推進しています。平成3年より運用している八戸市教育情報ネットワークシステムを利用して、各学校ではグループウェアやメールを活用した校務の効率化を図ってきました。また、ホームページや学校ブログによる外部への学校情報の発信、データベース機能を利用した各種コンテンツの活用も進めています。

  このシステムが3月より、最新の技術で更新されます。今回、強化した点の一つに教育情報データベースがあります。

  新データベースでは、教員だけでなく、児童生徒も情報を登録することが可能となります。さらに、登録されたデータは、学校間でのみ共有したり、インターネットで公開したりすることができます。新機能を使って、児童会・生徒会の交流、児童生徒の作品交流、自分たちで発見した地域の魅力や公共施設の秘密紹介等の情報発信をするなど、情報活用能力の育成につながる活動の広がりが期待できます。さらに、TV会議システムと併用することで離れた学校同士の合同授業も可能となります。

  このような新しい機能を十分に活用することで、児童生徒の情報活用能力、思考力・表現力の育成を図り、学校教育の質の向上を図っていきます。

【2014年1月1日】

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