先導的で効果的、かつ実践的な調査研究事業「先導的教育情報化推進プログラム」は、次世代を見越した人的基盤づくりとICT教育の充実に資する検証のために取り組まれた教育実践だ。4つの研究課題「ICT教育の充実」、「学校の先進的なICT環境整備」、「教員のICT指導力の向上」、「校務の情報化」には109団体から応募があり、うち14団体の研究テーマが採択。発表会で12事例を報告した。
● ICT教育の充実 |
- 「デジタルペン」で論理的な思考力を 【日立製作所・東京大学先端科学技術センター】
- テレビとICT機器 連動した授業を提案 【日本放送教育協会】
- 地域ぐるみで理数教育 eラーニング教材を充実 【千歳科学技術大学】
- 情報能力検証システム「e−testing」 【情報ネットワーク教育活用研究協議会】
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● 教員ICT指導力 |
- 教育のICT活用 指導力を伸ばす 【教育情報化推進協議会】
- 学校経営にICTを戦略的に活用する 【日本教育工学協会】
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● 校務の情報化 |
- 学校経営に資する校務支援システム 【熊本県教育委員会】
- 特別支援教育向け 校務システム「e−iep」 【日本支援教育実践学会】
- 保護者や地域と連携が生まれる 【NTT西日本・東海・岐阜市教育委員会】
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● 学校環境整備 |
- 長期欠席児童も円滑に学校復帰 【国立特別支援教育総合研究所】
- モバイル端末で個別指導 ドリル学習は短時間で 【パソコンキッズ】
- 「デジタル指導案」でICTの活用を明確化 【(財)日本視聴覚教育協会】
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【2010年4月3日号】
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