国の「GIGAスクール構想」では、児童生徒が1人1台のPCを持ち、クラウドにアクセスして自由にネットワークを活用できる環境を構築しようとしている。これまで取り組んでこなかった学校からは「どう使えば良いのか」「どう使わせれば良いのか」などの迷いも聞く。1人1台PC環境の事前準備として、複数台を「教室に常設」して児童生徒が自由に使えるようにしてみてはどうか。児童生徒の活用の様子を見ることで、ICTを普段使いしていなかった教員にも授業イメージがわきやすくなるようだ。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2020年3月2日号掲載