次年度予算において、文部科学省は教職員定数の改善に82億円・計3800人を要望。様々な課題を解決するため、あらゆるジャンルにおける人材支援をきめ細かく行う。
少人数教育の推進により36人学級を解消するとともにティームティーチングや習熟度別指導を推進(2100人)。
個別の教育課題への対応として、小学校理科教育の充実(300人)、小学校英語教科化への対応(100人)、道徳の新たな枠組みによる教科化への対応(200人)、いじめ問題への対応(養護教諭含む)(400人)、特別支援教育の充実(500人)、食育の充実(100人)。
学校力の向上として、主幹教諭の配置促進(200人)、初任者研修の抜本的改革(100人)、学校統合の支援(300人)、複式学級の解消等(100人)、免許外教科担任の解消(100人)、事務機能の強化(100人)。
新規で、教師力向上のための調査研究事業により、実践的指導力を身に付けた教員や、学校を適切にマネジメントできる管理職の確保、初任者研修の抜本的な改革や教師教育の拡充等、総合的な教師力向上の取り組みを行う(1億5100万円)。
【2013年10月7日】
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