カードやノートに記録する方法があります。全国SLA発行の『読書生活デザインノート』はメモすべき項目が予め記載されており、それに従って記入すればしっかりした読書記録になります。「これからよみたい本」を記録できるのも特色です。また、市販の情報カードに1冊につき1枚ずつ自由に書くのもよいし、1週間分の読書記録が書けるような読書カードを学校で自作するのもよいでしょう。
いずれにしても、子供がいつでもそばに置いて取り出しやすくすること、大人が定期的に見て励ましの言葉を書いてやること等が意欲を持って続ける原動力になると思います。また、ときおり友達どうしでそれを使った交流をさせると、さらに一人一人の読書に広がりが出ることでしょう。
ただ、普段記入させる時はメモ程度にし、あまりたくさん書かせないこと。また大人がコメントを書く際にはなるべく共感の言葉や励ましを多く書いてやること。これらが続けさせるポイントです。
【2014年4月21日号】