楽しみながら読書の幅が広がるように全校で読書ビンゴをやってみましょう。ビンゴのマスには、従来のビンゴの数字の代わりに、0類から9類までの本の分類記号や、特に読んで欲しい本の書名などを学校図書館で記入し、本を読んだらマスに色を塗ることにします。図書委員会主催で一定期間の間に行う行事にするとよいでしょう。ビンゴの景品として、学校司書や図書委員手作りのしおりや本の特別貸出券などを用意するとより盛り上がります。
学年によりマスの数を変えるという工夫もできます。低学年はたくさん読みやすいのでマスの数を増やし、分量の多い本を読む高学年はマスを少なくします。例えば、低学年は5×5で25冊、高学年は4×4で16冊や3×3で9冊とするなど変化を持たせます。5×5のマスでは5冊読めばビンゴ賞、25冊読めばパーフェクトビンゴ賞とし、パーフェクトビンゴ賞を目標に取り組んでみると、自然と読む冊数が多くなっていきます。
また、マスを大きくし、書名を書き込むスペースを持たせておくと、何を読んだかの記録にもなります。
読書ビンゴを達成するには、いろいろな類の本を読まなければいけないようにしておけば、ビンゴを楽しみながら自然に読む本の幅が広がります。
【2013年2月18日号】