ハンバーグが大好評 |
岸良昌町長も学校を訪問し、子供たちと交流した |
群馬県最北部に位置するみなかみ町(岸良昌町長)は、同町新設10周年記念事業として、10月13日に町産の食材を100%使用した「地産地消給食」を町内の小・中学校10校、幼・保・こども園6園の約1700名に提供した。
群馬県は平成13年より毎年10月24日を「学校給食ぐんまの日」として、地場産物を積極的に取り入れ「ふるさと」を学ぶ機会を作っている。今年は当日が土曜日であることから、みなかみ町ではこの日を設定。
献立は「ごはん」「きのことトマトの玉子スープ」「みなかみ育ちのハンバーグ」「ほっくり町野菜サラダ」「のむヨーグルト」「くだもの」。
ごはんは同町のブランド米「水月夜(みなつきよ)」、ハンバーグは黒毛和牛に豆乳やおからを加え、サラダは摂取しにくいイモ類などを町産の塩ヨーグルトでさっぱりと味付けした。果物に使ったりんごは同県で生まれた「陽光」を使用。
岸町長は新治小学校を訪問し、児童の給食の様子をうかがった。
農業が盛んな同町では、普段から学校給食に地場食材を使っているが、「オールみなかみ」の地産地消給食はこの日が初めてのことだという。
同町農政課農政グループ関係者は「子供たちからの評判が良く、お米とハンバーグが特に人気だった。また来年も食べたいという声があがっていた」と話す。
【2015年10月19日号】
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