浦安市・舞浜のシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルは来年4月から、教育旅行で同ホテルに滞在した学校に、夕食会場に食品メーカー等の社員が講師となりSDGsなどの講義を行う学習プログラムを提供すると発表した。
ホテルに関りが深い「食」を通して、SDGs学習により未来を担う生徒たちに社会問題に関心を持つきっかけとなるよう社会貢献活動の一環で取り組む。イオン㈱、カルビー㈱、㈱モスフードサービス、㈱ロッテの4社からいずれかの社員が講師となり、環境問題を意識した商品開発や店づくりなど、各社の取組をゲーム形式のクイズやQ&Aセッションなどを通じてわかりやすく説明。完全事前予約制。
同ホテルが属するマリオット・グループは2025年末までの具体的目標を定めた方針「サーブ360 あらゆる角度からの慈善活動」を制定。環境負荷削減目標達成に向けた廃棄物削減等の取組や、事業を展開する地域社会の持続可能な発展と事業の回復・持続を推進。長期滞在のベッドリネンやタオル・アメニティの交換頻度の変更や、より環境負荷の低い容器を利用したバスアメニティの採用、食品ロス削減などを実施している。
問合せ=0120・30・5556(平日9時~17時半)。
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2022年9月19日号掲載