近畿日本ツーリスト首都圏は、修学旅行で訪れる場所をSDGsの視点から見て回ることができる「SDGs探究マップ」(企画・制作:内外地図)の制作に協力。2021年3月に発売した「沖縄」に続き、SDGs探究マップ「京都・奈良」の販売を開始した。
「SDGs探究マップ」は通常の観光スポットの解説に加え、SDGsの要素を解説したコメントを掲載。これによりSDGsの示す17の開発目標のうち、どのスポットがどの目標に該当し、どこに位置するかを照らし合わせることができる。
SDGs探究マップ「京都・奈良」は、寺社・仏閣などの歴史建造物をSDGsのものさしに当てはめ、その建物が当時どのような役割を果たしていたのかが分かる。
事後学習では、修学旅行中に得た「気づき」をSDGs探究マップとセットになっている「ワークブック」にまとめて完成させる。ポートフォリオ上にアウトプットすることで、さらなる「気づき」が得られる。
新型コロナウイルスの影響から修学旅行が中止になるケースが増えたことを受け、その場所を訪れる代わりに「SDGs探究マップ」で学ぶなどの活用も考えられる。
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2021年7月19日号掲載