日本初となるデジタルボルダリングとクリッピンクライム、エクストリームランの複合屋内アトラクション「NOBORUNGMA(ノボランマ)」が3月、那須ハイランドパーク(栃木県)に新登場。デジタルボルダリングとは、センサーでクライマーの動きを察知しながらボルダリングウォールに映像を投射する新感覚のアトラクション。同施設ではボルダリング版モグラたたきなど5種類のゲームを提供している。2人での対戦プレイも可能。
クリッピンクライムは様々な形をしたカラフルな6種類のクライミングウォールを用意。安全性に配慮されており、小学生から大人まで楽しめる(小学生以下は保護者同行)。内覧会でデジタルボルダリングを体験したプロクライマーの楢崎智亜選手は「つかみやすくなっていて安全。色鮮やかで子供も好みそう」と感想を語っている。同エリアでは8種類のエアアスレチックに挑戦できる「エクストリームラン」も設置している。
昨年4月にオープンした那須の森の空中アスレチック「NOZARU(ノザル)」は、3月から4種の新コースを設置。従来の1・5倍、全12コースに拡大した。同施設は那須高原TOWAピュアコテージin NASU HIGHLAND RESORTの敷地内の森林と傾斜地を利用した日本最大級のアドベンチャーパーク。地上から約10㍍の樹木間にワイヤーロープなどで設置されたアスレチックを、安全装置を操作しながらクリアしていくというもの。
アメリカのベストセラー絵本「GROSSOLOGY(グロッソロジー)」をテーマにした「からだのふしぎ大冒険」がリニューアルし、6月17日まで期間限定で開催される。館内には人体の器官を表す巨大な模型を展示。一般に汚いとされる「うんち」や「鼻水」が体の中で大切な働きをしていることを体験しながら学べる。栃木・茨城・福島の各県教育委員会が後援する科学イベント。
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2018年4月23日号掲載