福岡県春日市は市立中学校図書館への司書の配置や市立小中学校の図書館支援などを実施する事業者を選定するため公募型プロポーザルを9月20日に公示した。
市立小学校全12校および市立中学校全6校の学校図書館に対して支援を実施。事業者は業務が適切に実施されるよう学校図書館の総合的支援を行う統括責任者を1人以上配置する。また、中学校6校の図書館には学校図書館支援員を各校に固定する形で1校につき1人を配置する。
統括責任者は総合的な調整を図るとともに各中学校に配置する学校図書館支援員の業務を支えるとともに、小中学校図書館の総合的支援業務などを実施。原則として祝日や年末年始を除く月曜から金曜の午前8時30分から午後5時まで勤務。訪問、電話、Eメール、FAXなどにより市教委の担当者や中学校の図書館担当教員、学校図書館支援員と連絡が取れるようにする。
中学校に配置される学校図書館支援員は貸出・返却などのカウンター業務やレファレンス業務など図書館運営業務にあたるとともに新規購入図書リスト案や廃棄対象図書リスト案の作成などを実施。また、図書の分類や配架の工夫、レイアウト変更、本の紹介コーナーの設置などに努める。月曜日から金曜日までの間に3日以上、年間で通算150日以上勤務する。
配置期間は2025年4月1日から2028年3月31日まで。
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2024年10月21日号掲載