福井県教育庁は県立高校約40校の校務系システムおよびネットワーク環境をゼロトラストに対応するため公募型プロポーザルを4月30日に公示した。事業者は2025年3月31日までに校務系ICT環境の構築移行、2030年3月31日まで教育ネットワーク全体の運用管理を行う。
パブリッククラウドを活用してフルクラウド型システムへ移行しMicrosoft A5の利用を想定。教育クラウド基盤経由でアクセス制御によるセキュリティ対策を講じる。これにより自宅など学校外でも校務端末の利用を可能にする。校務支援システム、学校ホームページもSaaSで運用する。なお、校務端末は2024年度および2025年度に別事業で調達する予定。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2024年6月3日号掲載