東京都教育委員会はICT支援員をバックアップするICT運用コーディネーターを配置するため総合評価一般競争入札を1月26日に公示した。
ICT支援員が配置された都立学校を各校年35回ほど巡回し、助言や業務支援を行う。また、ICT運用コーディネーターが常駐するヘルプデスクを設置し、ICT支援員からの問い合わせに対応する。
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2024年度生成AI研究校20校に、安全な生成AI利用サービスを構築するため総合評価一般競争入札を1月26日に公示した。
事業者は研究校に実習環境を提供し、研究成果を段階的に活用しながら、新たな専用領域を8月19日までに構築する。ChatGPT3.5および4.0以上の機能を有し、入力データが再学習に利用されないサービスレベルが要件。なお東京都は現状、生徒のAI活用を禁止している。
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都立商業高校において「社会の人材を活用した教育」を実現する授業支援プログラムを提供するため希望制指名競争入札を2月5日に公示した。
都立商業高校生にビジネスを実地に学べる機会を拡充するために企業や地域社会と共同し必要な授業支援を行う取組。事業者は「産業教育コンソーシアム東京」(仮称)を運営し、授業支援プログラムの提供、協力企業の募集などを行う。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2024年3月4日号掲載