大阪市教育委員会は、所管するシステムおよび外部システム間のデータ連携を担う「大阪市教育共通基盤システム」を構築するため一般競争入札を12月22日に公示。同システムではクラウドサービスによりシステム間のデータ連携を可能とし、各システムで共通して利用する児童生徒の報を共通マスタとして一元管理する。住記システム、就学事務システム、就学援助システム、および新たな学校園ネットワーク業務システムとの合同テストにより連携確認も行う。2026年1月より運用開始予定。
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市立小中学校及び義務教育学校に小学校学力経年調査に基づく学習教材データを配信するため一般競争入札を12月22日に公示。対象教科は国語、社会、算数・数学、理科、英語で総問題枚数は各教科とも100枚以上。インターネットに接続してブラウザ形式で利用できるものとする。基礎学力の定着と応用問題に対応する思考力・判断力・表現力の育成を図る。
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市立小中学校及び義務教育学校で使用する学習動画コンテンツの導入に向け競争入札を1月9日に公示。小学校は国語・算数を含む300本以上、中学校は国語・社会・数学・理科・英語で800本以上を提供し、授業で活用する際は児童生徒の視聴状況を教員がリアルタイムに把握できるようにする。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2024年2月5日号掲載