札幌市教育委員会は10月6日、市内小中学校などに導入する機器やソフトウェアの選定のため、以下の一般競争入札を開始した。
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図書室や職員室のICT機器を市立小学校35校、市立中学校27校に導入。図書室用はカラーレーザープリンター各1台、8ポートSW-HUB各1台、2次元ハンドスキャナー各2台など。職員室用はホームページ作成用PC各1台、ディスプレイ各1台、カラーレーザープリンター各1台、ドキュメントスキャナー各1台、シュレッダー各1台、デジタルカメラ各7台など。2024年1月31日までに既設の校内LANに接続できるように設置する。
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実物投影機および体育館や特別教室におけるプロジェクターを市立小学校35校、市立中学校27校に導入する。導入台数は実物投影機が小学校各6台・中学校各3台、プロジェクターは体育館用と特別教室用が小中学校ともに各1台。リース期間は2024年2月1日から2030年1月31日まで。機器の設置は学校と協議の上、2024年1月31日までに設置。
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ホームページ管理ソフトと動画編集ソフトを導入する。導入先はホームページ管理ソフトが幼稚園9園、小学校35校、中学校27校、動画編集ソフトが小学校35校、中学校27校。ライセンス期間はホームページ管理ソフトが2024年2月1日から2025年1月31日まで、動画編集ソフトは永続版。
ホームページ管理ソフトはフォームに写真データと短文を入力することでHPへの投稿が可能なもの。動画編集ソフトはビデオカメラや携帯電話などから動画・写真・音楽データを入力できるもの。
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動画編集やウェブデザインが行えるAdobe Creative Cloudのデバイスライセンスを更新する。現在使用しているもののライセンス期限を更新し、更新版680本を導入。12月1日から2024年11月30日まで利用する。ライセンス証などライセンスの更新を確認できる書類または電子データを提出することで履行が完了する。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2023年11月6日号掲載