熊本県教育委員会は県立学校の文書事務についてRPAを導入することで自動化し、業務の効率化とペーパーレス化を図るため、公募型プロポーザルを5月15日から開始した。委託期間は2024年3月31日まで。ただし、県立学校におけるRPAの運用期間は11月1日から2024年3月31日までとしている。
業務内容はRPAソフトウェアの選定およびライセンスの提供、ハードウェアの調達及び接続・設定、RPAシナリオの開発・運用支援。電子メールで送付される文書の保存や受付発送簿の作成などについて、RPAを導入することで自動化し、業務の効率化・省力化を図る。RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション/Robotic Process Automation)とは、PCで行っている事務作業を自動化できるソフトウェアロボット技術のこと。日常的に行うマウス操作やキーボード入力などの操作手順を記録し高速で正確に実行する。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2023年6月5日号掲載