東京都教育委員会は、児童生徒が1人1台端末を利用し、情報活用能力を育成するためのデジタル教材開発業務委託における一般競争入札を5月18日から開始した。契約期間は2024年3月22日まで。
事業者は都教委が作成した「情報活用能力#東京モデル」に示されている「基本的操作」「情報活用」「情報モラル・セキュリティ」の領域の資質・能力に関して、端末を使って身につけることができるデジタル教材を制作する。
作成したデジタル教材は、情報教育ポータルサイト「とうきょうの情報教育」にアップロードし、PCや情報端末、スマートフォンで学習できるようにする。授業や家庭での活用を想定しており、1つあたり5分程度で学習できる内容。
事業者は毎月1回開催されるデジタル教材制作検討委員会に参加し、そこでの意見をもとにデジタル教材を開発。「情報活用能力#東京モデル」の全165項目のうち最大30項目の資質・能力を育成するため、最大30コンテンツのデジタル教材を制作する。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2023年6月5日号掲載