広島県庄原市は、2022年9月から2023年1月にかけて、市内小中学校のトイレの洋式化に向けて一般競争入札を実施、学校トイレの洋式化を進めている。
庄原市立西城中学校、総領中学校、西城小学校、高野小学校、比和小学校のトイレを2023年3月末までに洋式に改修するほか、すでに板橋小学校は1月までに洋式トイレへの改修が終えている。
この他、2022年11月から2023年1月かけてトイレ洋式化の入札が多数あり、福岡県豊前市は市内小中学校10校21か所の和式便器を洋式に改修するほか、山口県山口市、愛媛県西予市、高知県宿毛市、埼玉県さいたま市、埼玉県寄居町、鹿児島県志布志市、島根県松江市、島根県浜田市、埼玉県加須市などでも市内小中学校のトイレ洋式化の入札を実施している。
文部科学省が2020年9月1日現在でまとめた公立小中学校のトイレの洋式化率は57・0%(洋式便器数77万3682、和便器数58万3317)で、前回調査(2016年)の43・3%に比べ、13・7ポイント上昇している。
なお、2022年度の国庫補助率は1/3。工事上限額7000万円、下限400万円。
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2023年3月20日号掲載