千葉県木更津市は、学校給食センターの維持管理運営包括的民間委託の公募型プロポーザルを実施している。
木更津市学校給食センターは、
2009年にPFI事業として、維持管理運営を包括的に委託してきたが、24年3月に契約が満了する。同センターでは、引き続き小中学校への給食提供を行うにあたり、施設の修繕や設備更新等を実施する必要があることから、21年度に次期事業手法の検討を行い、施設の運営業務と修繕を含む維持管理の包括的な業務委託を行うこととした。同業務では、同施設での給食の調理及び配送・回収、維持管理を行いながら、長期休業期間中等に同施設の修繕及び更新等を行う。
提供食数は約5700食で稼働日数は約190日。市内の小学校6校と中学校4校に配送する。配送は食器、食缶同時配送のコンテナ方式となる。敷地面積5474・93㎡、建築面積1992・38㎡で地上2階建・鉄骨造。同業務委託では、屋外冷凍庫の設置も予定している。
運営にあたっては、事業者自らがセルフモニタリングを行い、業務サービス水準の維持・改善を図る。また、セルフモニタリングの評価を踏まえ、業務品質向上のため、翌年度の年度業務計画書に反映する。
運営・維持管理業務期間は24年4月から5年間。参加資格確認手続きの後、技術書提案書・見積書の提出は6月2日まで。提案によるプレゼンテーション・ヒアリングを経て、6月下旬には受注予定者を決定する。
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2023年4月17日号掲載
