2024年の新年を迎え、謹んでご挨拶を申し上げます。
昨年は「新型コロナウイルス感染症」が第二類から第五類へと引き下げられ、人々の交流が4年ぶりに活発に行われ、私たちのPTA活動におきましても徐々にではありますが、以前のような活動を取り戻しつつあります。
コロナ禍に行われたオンライン会議は、容易に集まれるという地理的・時間的メリットの反面、充分に気心の知れない間柄では意思疎通が図りにくく、コミュニケーション不足による単なる事務連絡に終始してしまう危険性もありましたが、久し振りに会って対面にて会話を交わすと、やはりオンライン会議では得られないような交流を深める事ができました。図らずも「対面で会話を交わせる」ことの大切さに気付けたということが、コロナ禍がもたらした利点の一つと言えるかもしれません。
今後、少子化問題や薬物乱用問題等々、子供たちを取り巻く様々な環境が目まぐるしい速さで変化し続けていきます。そして、これらにおける課題は待ったなしかと思われますが、新しき年が子供たちにとって少しでもより良い年となるように、対話の重要性を説きながら、改革・挑戦をし続けていくことが私たちPTAの使命であると考えます。
本年も、何卒皆様方のご支援・ご協力の程、よろしくお願い申し上げまして、年頭の挨拶とさせていただきます。
教育家庭新聞 新春特別号 2024年1月1日号掲載