昨年は、5月に新型コロナウイルス感染症の扱いが5類に変更されたことにより全国大会等の諸事業をコロナ前のように実施することができました。ひとえに皆様方のご支援とご協力のおかげです。今年も昨年同様努めて参りますので、引き続き、ご理解とご協力を賜りますようお願いします。
本協会は「産業社会の発展に資する目的で、高等学校における商業教育の振興、普及を図り、社会に貢献できる自立した有為な人材育成に寄与すること」を事業目的として、検定試験をはじめ各種事業を実施しています。
2022年度から始まった、現学習指導要領による教育課程が今年4月には3学年揃うことになります。今後はますます現行学習指導要領の充実を図っていかねばなりません。全商協会では、学習指導要領改訂に対応し、新時代のビジネス社会で活躍する人材に求められる総合的実践力を育成すべく、検定試験を全面的にリニューアルし、ビジネスの実践力の証明や、学びの質の証明となるように様々なスキルの習得を体系化しました。
検定試験に積極的に挑戦することで、生徒の達成感や向上心を育成していただければ幸いです。
結びに、本協会は、今年も時代に先駆けた新たな商業教育を創造し、教育活動の一層の充実及び発展に向けて諸事業に全力で取り組んで参ります。
教育家庭新聞 新春特別号 2024年1月1日号掲載