近年、地震・津波や豪雨等の自然災害、教育活動中の事故、犯罪被害、交通事故、加えて新型コロナウイルス感染症(COVID―19)への対応など、我が国の安全と危機管理を巡る状況には厳しいものがあります。
本学会は、それぞれが研鑽に励み、安全教育に関する調査研究及び普及啓発と関係者との協働による課題解決を目指した実践を通して、学校・子供、高齢者等の安全・安心な社会づくりと安全教育学領域の研究の発展に資することを通して社会に貢献することを目的としています。
具体的な取組としては、①「安全教育学研究」の発刊=通常は年2巻。必要に応じて、特集号を発刊、②第24回年次学会の開催=9月9・10日奈良学園大学、③研究集会の開催=1月22日広島、7月28日東京、④Web研修会の開催、⑤特別研究の実施(公募)
本学会は、これらの活動を通して、学術研究の一層の深化と研究者と行政機関、学校等の協働による各種の施策推進への協力、具体的な課題解決や普及啓発など地域での活動強化を重点として運営したいと考えている。
最後となりましたが、本年も読者の皆様のご指導・ご鞭撻をお願いいたします。
教育家庭新聞 新春特別号 2023年1月1日号掲載