新年明けましておめでとうございます。
学校改革、教育改革の流れのなかにおいて、また、文部科学省から出された事務職員の標準的職務の参考例や中央教育審議会答申「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~」(中教審第228号)からは、事務職員に対する期待はますます高くなっていると感じています。また、GIGAスクール構想を含めた学校のDX推進における事務職員の活躍も期待されているところです。私たちは事務職員が学校に配置されている意味を再確認し、状況の変化、そして事務職員に対する様々な期待に対し、全国の事務職員が一丸となってより良い学校づくりに貢献していきたいと考えています。
また、2023年、本会では第4期学校事務のグランドデザインを策定し取組を推進して参ります。この学校事務のグランドデザインは、私たち自身が事務職員の役割と可能性を共有するものであり、さらに、教職員・教育委員会・保護者・地域・広く国民への仕事宣言であります。本会では、本年も子供を活動の中心に据え、主体的・対話的で深い学びや誰一人取り残すことのない学校教育の実現に向け、役割を確実に果たしていきたいと考えます。今後とも御支援御協力をよろしくお願い申し上げます。
教育家庭新聞 新春特別号 2023年1月1日号掲載