謹んで新春のお慶びを申し上げます。昨年中は、各特別支援学校において、新型コロナウイルス感染症の感染防止の徹底を図りながらも、できる限りの教育活動を進めていたと思います。しかしながら、運動会や文化祭において参観者を制限する、宿泊行事の宿泊日数を少なくするなど、一部制限が残っていたと思います。今年は、子供たちが、その時期でないとできない学習や経験を広げるため、こうした制限なく、例年と変わりない教育活動の実施ができることを期待しています。
全国特別支援学校長会も、一昨年、昨年と研究大会をオンラインでせざるを得ませんでした。今年は、総会及び研究大会を参集式で行う予定です。また、今まで活動が停滞していた、みんなdeスポーツ推進委員会の活動も再開させ、障害のある子供たちのスポーツ活動の充実のための取り組みを進めます。喫緊の教育課題を検討する基本問題検討委員会、全国の特別支援学校の教育活動等を調査する全国調査など、本会が、これまで取り組んできた活動も、例年通り実施する予定です。
今後も、特別支援学校の教育の充実や特別支援教育の推進並びに、全国特別支援学校長会の取り組みにつきまして、ご理解とご支援をよろしくお願いいたします。
教育家庭新聞 新春特別号 2023年1月1日号掲載