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発泡スチロール(EPS) アジア太平洋州全体でのリサイクルに向けて AMEPS30周年記念大会

2024年11月26日

「アジアEPS生産者機構(AMEPS)30周年記念大会が、11月6,7日の2日間、神奈川県の川崎日航ホテルで開催された。

発泡スチロール(EPS)は、輸出入する商品とともに世界中を流通する。使用済みとなった発泡スチロールは、自国の生産品に限らずリサイクルされる必要がある。

AMEPS(The Asian Manufactures of Expanded Polystyrene」は、1994年に設立されたアジア太平洋にまたがるEPS協会で、現在、12の正員が参加している。会員各国にEPSリサイクルに関する団体を設立し、啓発活動に取り組み、最終的にはアジア太平洋州全体でのリサイクル実績を積み上げることを目的としている。

 

今回設立30周年を迎え、日本を会場に記念大会を開催。発泡スチロール協会(JEPSA)主催で開催された。

カントリーレポートとして各国のリサイクル状況について報告された

11月6日には「カントリーレポート」として、会員国のEPS状況について、数量とリサイクル状況について、オーストラリア、中国、インド、日本、韓国、フィリピン、ロシア、台湾、タイ、マレーシアが発表した。

なお2023年のAMEPS各国のEPS需要量合計は389万トン(一部未報告国分を除く)。用途別比率は、容器・包装が合計63%、次いで建材・土木関係となっている。

リサイクル率(マテリアルリサイクル率)はEPS全体では29%、容器・包装だけで評価した場合は46%。

 

また、EUMEPSによるヨーロッパ協会EPS概況発表、EPS-IAによるアメリカ協会EPS概況発表も行われた。

7日には、最新の技術に関する講演も行われたほか、2日間にわたり展示会も行われた。

 

 

世界のEPSリサイクルについての参考サイト:

発泡スチロール協会 https://www.jepsa.jp/recycle/world.html

 

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最新号見本2024年11月18日更新
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