文部科学省では1月24日、2022年度から2026年度を対象期間とする第6次「学校図書館図書整備等5か年計画」を策定したことを発表した。
本計画は、公立小中学校等の学校図書館における、学校図書館図書標準の達成、計画的な図書の更新、新聞の複数紙配備、学校司書の配置拡充が図られることを目的とし、地方財政措置として、5か年総額で2,400億円(単年度総額480億円)が措置される。内訳は次の通り。
◆学校図書館図書の整備 単年度199億円/総額995億円
(不足冊数分:単年度39億円、総額195億円
更新冊数分:単年度160億円、総額800億円)
◆学校図書館への新聞配備 単年度38億円/総額190億円
◆学校司書の配置 単年度243億円/総額1,215億円
なお「学校図書館への新聞配備」の計画目標は、小学校等2紙、中学校等3紙、高等学校等5紙。留意事項として、全国紙・地方紙以外にも、小学生新聞・中高生新聞・専門紙・英字新聞等の配備が想定されている。
概要資料では、学校図書館の現状に関する調査結果を紹介。また学校図書館整備にあたっての留意事項として、上記 新聞の配備についてのほか、「学校図書館ガイドライン」の活用や、学校図書館図書の計画的な整備、学校司書の適切な配置、教育委員会における支援の充実についても触れている。
文部科学省 Webサイト https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/dokusho/link/mext_01751.html