平垣聖大/著
樋口万太郎/監修
学陽書房
A5判 128頁
2200円
教科や授業内容によってどう板書をすれば効果的か。著者が実際の授業で書いた板書で紹介する。主要4教科の板書の「型」が示され、読者はアレンジがしやすい。
多面的、多角的に内容を理解したいとき「Xチャート」や「Yチャート」は最適だ。国語で登場人物の心情に迫る際に、Yチャートを用いて「行動・表情」「情景」「心内語」の3つの言葉から検討できる。
理科で2つの実験内容を整理するときは「対比型」の板書が向いている。2つを横に並べ、共通点や差異を見つける。また、一連の順序が繰り返されるときは「循環型」。ホウセンカの発芽から種ができるまでの図や説明を矢印でつなぐ。月の満ち欠けも同じ「循環型」が使える。
教科以外でも活用は可能。「運動会練習のふりかえり」や「朝の黒板メッセージ」などだ。著者は、コロナ禍の全国一斉休校時や、子供を誉めるときに活用する。
実は、教員が悩むのが板書。子供に分かりやすく、見やすくするために「何をどう書くか」という具体の部分が満載。
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2025年3月17日号掲載