環境問題をはじめ社会課題の解決を図るためのさまざまな情報を発信する「SDGs Week EXPO 2024」が12月4日~6日、東京ビッグサイトで開催された。環境総合展の「第26回 エコプロ」、脱炭素化に貢献するテクノロジーやソリューションを紹介する「第4回カーボンニュートラルテック」、循環経済への転換と新しい成長を目指す「第1回 サーキュラーパートナーシップEXPO」、「第6回 自然災害対策展」「社会インフラテック(第7回インフラ維持管理・老築化対策総合展)」の5つの展示会が連携し、情報発信を行った。
会場はビジネスはもちろん児童生徒の学びの場にもなっている
同展には例年、企業や自治体、各種団体のほか、環境課題等に取り組む小・中・高校・大学も多数出展。出展した学校にとって、自分たちの取組を来場者に向けてプレゼンテーションを行うなど、学習や研究成果の発表の場にもなっている。
実験や体験型ブースで賑わう(発泡スチロール協会)
発電の仕組みを知る(JOGMEC 日本地熱協会)
開催期間3日間の合計来場者数は6万3303人で、ビジネスパーソンに加え、一般、校外学習の場として団体で来場する小・中学生の姿も多く見られた。
リサイクルの流れを分かりやすく(スチール缶リサイクル協会)
ペットボトルのキャップが再資源化され、身近な買い物カゴに(スーパーメイト)
各ブースでは、児童生徒に向けて、クイズや実験などを体験しながら出展企業や団体の取組について調べたり、知識を得られる展示内容となっている。
多数の大学や小・中学校、高校も出展(北海道大学)
教育家庭新聞2025年1月1日号掲載