第4回「情報活用授業コンクール」(主催=公社・全国学校図書館協議会)の最終審査会が5月31日に実施され、6校・7実践の「優秀賞」と、1件の「キハラ賞」、2件の「情報活用推進校」、8校11実践の「奨励賞」の受賞が決定した。なお「奨励賞」は、今後の活躍が期待される実践に贈られる賞として今回新設された。
今回は全国から47件の応募があり、さまざまな教科での取組や教科横断的な実践、関わる教職員の広がりが見られたという。授賞者は次の通り。
【優秀賞(7件)】
▽横須賀市立田浦小学校6年:理科「生き物のくらしと環境」(坂本幸太郎ほか4名)▽甘楽町立福島小学校6年:総合的な学習の時間「甘楽町の魅力を伝えよう」(青木いず美ほか3名)▽越谷市立富士中学校1年:総合的な学習の時間・国語科「情報活用能力を身につけ、活用する」(櫻井亜莉沙ほか12名)▽㈻鶏鳴学園 青翔開智中学校・高等学校(中学)3年:理科「生物の種類の多様性と進化」(兼重堅志郎ほか1名)▽同 青翔開智中学校・高等学校(中学)3年:理科「(6)地球と宇宙 (イ)太陽系と恒星 イ:惑星と恒星」(兼重堅志郎ほか1名)▽関東学院六浦中学校・高等学校(中学)1年:理科「大単元『語る大地』 小単元『地層のでき方』『地層の岩石』『地層・化石と大地の歴史』『大地の恵みと災害』(九渡愛美ほか3名)▽荒川区立尾久八幡中学校2年:保健体育科「体つくり運動 体の構造」・美術科「人体のしくみと運動」(須貝真美ほか4名)(敬称略)
【キハラ賞(1件)】
甘楽町立福島小学校
【情報活用推進校(2件)】
▽㈻鶏鳴学園 青翔開智中学校・高等学校▽神戸市立小部中学校ほか、奨励賞11件。
表彰式は8月28日、東京・千代田区のキハラ㈱CCホールで開催。
本コンクールではICTを組み込んだ学校図書館を中心とした授業実践を募集。情報活用授業の理解を広げ、指導方法の開発を図り、授業実践の蓄積を共有することねらいとしている。
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2024年7月15日号掲載