｢第28回 図書館を使った調べる学習コンクール｣全国コンクールの募集要項が発表された。主催は(公財)図書館振興財団。｢図書館を使った調べる学習｣とは、自ら課題を見つけ、公共図書館や学校図書館を使ってその課題を解決する一連の探究的な学習過程全般。｢知的好奇心｣｢体系的な思考や多面的な思考能力｣｢主体的な学び｣等が育まれる。｢調べる学習部門｣｢調べる学習指導・支援部門｣で作品を募集するほか、優れた推進活動を行った地域コンクールを表彰する。
結果発表は2025年1月16日
公共図書館や学校図書館を使って調べ、まとめた作品を募集する。学校・フリースクール等、小学1年生以上であれば誰でも応募できる。
▽作品のサイズなど 小学生…Ｂ4サイズまで(八つ切り画用紙サイズも可)、中学生以上…Ａ4サイズまで ※模造紙等にまとめた作品は、必ず規定サイズに折り畳んで応募する。
▽ページ数など 本文…1頁以上、50頁以内（表紙、目次、資料集、参考・引用文献一覧は含まない）。参考・引用文献一覧について…調べた時に利用した資料の情報と図書館名のリストを必ず巻末に付ける。パソコンの出力紙での応募も可(1頁の文字数は1000文字目安)。
▽応募対象と賞 ■小学生の部（低学年・中学年・高学年）、中学生の部（中学生）、高校生の部（高校生）、大人の部（大学生・社会人等）…各部に文部科学大臣賞・優秀賞・優良賞・奨励賞・佳作。■子どもと大人の部…小学1年生以上の子どもと大人のグループ・親子…優秀賞・優良賞・奨励賞・佳作。このほか、部門全体が対象の｢観光庁長官賞｣｢『2030生物多様性枠組実現日本会議』賞｣がある。
公共図書館や学校図書館を使った調べる学習の指導・支援の実践をまとめた作品を募集する。
▽作品のサイズ・ページ数など Ａ4サイズまで、ページ数は｢調べる学習部門｣に準ずる。
▽募集対象と賞 学校や公共図書館に所属する個人・団体。優秀賞・優良賞・奨励賞・佳作がある。
※全部門共通で、応募者全員に参加賞がある。
＜応募方法＞
地域コンクールと全国コンクールについて
応募者が住んでいる(または学校・勤務先)の市区町村で｢図書館を使った調べる学習コンクール｣(地域コンクール)を実施している場合は必ずそちらへ応募する。
住んでいる市区町村でコンクールを開催していない場合、または開催していても該当する募集部門がない場合は、全国コンクールに応募する。
全国コンクールへの応募作品は全て返却しない。地域コンクールへ応募された作品はこの限りではない。
▽全国コンクールの募集期間は2024年9月9日～10月7日必着（地域コンクールの募集期間は異なる）。
地域コンクールの開催地域・募集期間・部門等、また作品応募時の注意点、応募フォームや応募カードの詳細、過去の入賞作品などは、図書館振興財団のコンクール特設サイトで確認できる。
【作品応募・問い合わせ先】
(公財)図書館振興財団コンクール応募係
https://concours.toshokan.or.jp/
〒112－0002 東京都文京区小石川5－2－2 明日香ビル ℡03・3868・8745
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2024年7月15日号掲載
