日本は地震の多い国。火山による噴火、台風・豪雨による洪水などの災害も起こる。被害を小さくする災害対策を、親子で親しまれるキャラクターと一緒に、楽しく工作をしながら考えられる。
家から避難所までの地図「防災マップ」を作成する。まず地域のハザードマップを手に入れる。そして、津波、洪水等の種類ごとに、危険な場所やそのレベルを確認。避難ルートを考える際は「水道管が破裂していないか」「ビルの窓ガラスが落ちてこないか」「橋が崩れていないか」など、地域全体を見直す観点が必要だ。災害時には思いがけない危険が増えるのだ。
「マイ・タイムライン」は、災害時の避難準備計画書。台風などの事前準備ができる災害で効果が高い。国土交通省サイトで紹介される作り方や、市区町村でのフォーマットを取り上げる。
「水のう」を作ったり、助けを呼ぶ指笛の鳴らし方を習得したりして「防災マスター」にチャレンジ。具体的な技術も身につく。
「お助けカード」、防災マップとタイムライン作成用のシールも付属。
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2022年9月19日号掲載