2020年4月刊行の『学校アップデート――情報化に対応した整備のための手引き』を、「ポストGIGA」に向けて全面改訂。コロナ禍を通して学んだこと、これから数年先に学校教育の周辺で起こりそうなことについての「序章」をはじめ、「実践編」「実践のポイント」「環境整備編」「体制整備編」「整備のポイント」でまとめた。
「実践編」では、小・中・高等学校での事例と「個別最適な学び」「探究する学び」へのアップデートについて解説。テクノロジーが「学習環境」となり、日常利用となっていく中で子供たちが学ぶべきこと、アナログ・デジタル双方のツールを使う多様な学び等について示す。
「環境整備編」では、GIGA環境の再チェックや授業用端末、大型提示装置の更新、授業支援システム、ラーニングコモンズなど、「体制整備編」ではアフターGIGAのビジョン策定や情報モラルとデジタル・シティズンシップ、研修体制、PBL、STEAMなど。コンピュータ室の環境整備などアップデートの〝勘所〟も解説。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2022年7月4日号掲載