全国のヤマダデンキで買取・回収した家電製品は、厳密な点検・洗浄などを経てリユース家電として再び販売される。今年5月、ヤマダ東日本リユースセンター群馬工場に新工場が増設。小型家電や大型家電のリユース製造工程が見学できる工場見学の受付けを先ごろ開始した。
見学は無料、平日のみ、1団体20~30人程度(これ以上の多数の場合はグループ分けで見学)。
応募は下記URLから。
https://www.yamada-holdings.jp/contact/contribution.html
新工場では冷蔵庫、洗濯機などの大型家電を扱い、その他にテレビを扱う第一工場、エアコンや小型家電を扱う第二工場があり、全体で年間の生産能力は15万6000台に上る。これらのリユース製造工程が見学できる工場見学は、SDGsの活きた校外学習に最適な機会となる。
全国の同社店舗で買取・回収した家電製品は、一次点検で全機能を実動作により検証。その後の二次点検では細部のネジまで取り外して分解洗浄し組立てし、再び動作確認。付属品などの有無も確認する最終点検を経てリユース家電として販売されている。
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2022年6月20日号掲載