鈴木裕介/著
鈴木出版
A4判 39頁
3300円
どうしようもなく苦しいことや、辛いことがあった時、自分の心を守るにはどうしたら良いのだろうか。メンタルヘルスに取り組む“ゆうすけ先生”は「『ゲーム』の考え方がヒントになる」という。生きることはゲームに似て、ピンチはたくさんあるけれど、自分の力をレベルアップさせて乗り越えていく。「クエスト」とはピンチに立ち向かう冒険のことだ。
「生きる」というクエストが難しくなった時に、レベルを上げたい「4つのチカラ」は、①はなす ②たよる ③ちしき ④にげる。
本書では学校で起こりうる13の「クエスト」に挑む。普段の生活で起こる「友達とケンカした」、いじめといった教室の友達との関係、「みんなといっしょに教室で授業を受けるのがつらい」「更衣室で着替えたくない」「じっとしていられない」、先生との関係、障害のある友達との関係等を取り上げる。
巻末では24時間子供SOSダイヤルやチャイルドラインなども紹介。
全3巻。他に『② ホーム編』『③ ソーシャル編』。
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2022年3月21日号掲載
