前書『GIGAスクールはじめて日記―Chromebookと子どもと先生の4カ月』の続編。これからの学びの形を、実際の学習活動の記録として紹介する。
前書で実践の記録を綴った、棚橋俊介教諭(静岡県焼津市立豊田小学校)、西久保真弥教諭(宮崎県都城市立南小学校)が再び登場する。棚橋教諭はChromebookでできることを、授業のどのような場面で活用すれば効果的かを模索し紹介。また“ICTが得意でなかった”西久保教諭が、前年度の経験を経て、新年度はスムースにChromebook活用を始めていた。
浅井公太教諭(静岡市立南部小学校)は、Chromebookの持ち帰りについて、児童へのオリエンテーション、保護者説明などの実際を、また稲木健太郎教諭(栃木県壬生町立睦小学校)によるオンライン授業では、授業の練習や教科書など他のツールとバランス、オンラインのコツやマナーを紹介している。
さらに中学校での実践、学校の体制づくりの実際など、研究者の視点も交えながら解説する。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2022年2月7日号掲載