2022年度新設の教職課程コアカリキュラム「情報通信技術を活用した教育に関する理論および方法」に対応する。教職を目指す大学生、ICT活用の全体像を学びたい教職員に役立つ一冊。
教育メディアに関する諸理論やICTの活用法、情報活用能力を育む指導の要点など幅広く解説する。「理論編」「実践編① 教師および児童生徒のICT活用」「実践編② 児童生徒の情報活用能力の育成」の21章にわたり、学校教育でのICT活用を支え、推進に取り組んできた全国の研究者たちが執筆した。
第1章「現代社会におけるICTの役割」(堀田龍也東北大学大学院教授/東京学芸大学大学院教授)をはじめ、教育の視聴覚メディアやコンピュータ導入の歴史的展開、STEAM、特別支援教育におけるICT活用、デジタルコンテンツの役割、個別最適化された学び、ICTによる学びの保障・遠隔授業の可能性、幼児教育、校務の情報化、プログラミング教育、情報モラル・情報セキュリティ、学校図書館と情報活用能力など多岐にわたり取り上げる。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2022年2月7日号掲載