幼児~小学校全学年に向けた、地球の生きものの繋がり(食物連鎖)が写真と図で学べるシリーズ。『①食べる・食べられる』では食物連鎖とは何かを、食べる・食べられるの関係からやさしくひも解く。全てのはじまりは太陽であり、植物は太陽の光からエネルギーをもらう。植物は光合成によって栄養分を作る。
食物連鎖の中で植物は「生産者」と呼ばれ、植物の作ったエネルギーを食べる動物は「消費者」であり、落ち葉や他の動物が食べた残りものを食べて分解し、植物が育つ栄養分に戻すミミズや菌類等の「分解者」がいる。
SDGsで大きな位置を占める環境問題。「エコロジー(生態学)」は、環境問題を学ぶはじめの一歩となる。生き物はどのように繋がり、互いに活かしあっているのか。この繋がりがわかると、環境問題の理解も進む。
全6巻。『②エネルギーをつくりだす』『③エネルギーをもらって生きる』『④のこりものをそうじする』『⑤すべてのはじまり光合成』『⑥あみの目のつながり』。各巻末のQRコードより、楽しく学べるプリントも。
教育家庭新聞 新春特別号 2022年1月1日号掲載