(公社)全国学校図書館協議会(以下、全国SLA)は「学校図書館メディア基準」(2000年3月21日制定)について、このほど4月1日に改訂版を公表した。全国SLAのWebサイト(https://www.j-sla.or.jp/)および機関誌『学校図書館』5月号に全文を掲載する。改定の趣旨は「学校図書館メディア基準(2000年3月21日制定)は、教育課程の展開に寄与し、児童又は生徒の健全な教養を育成することを目的とする学校図書館に必要な、印刷メディア、視聴覚メディア、電子メディア等、学校図書館メディアの最低基準を定めたものである。制定後、20年目の節目に当たり、学習指導要領に示されたカリキュラム・マネジメントやGIGAスクール構想による電子メディアなどにも対応した。今回の改定では、学習活動に活用できる学校図書館の機能を発揮するのに必要な基準を示すことにした」。
基本原則として、本基準は印刷メディア(図書、新聞、雑誌等)、視聴覚メディア(CD、DVD等)、電子メディア(アプリ、Webサイト、動画サイト、データベース、パッケージソフト、電子書籍、デジタル絵本、DAISY等)をもって構成する。
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2021年4月19日号掲載