(公財)消費者教育支援センターでは、冊子『つくり手とつかい手をつなぐ消費者教育プログラム SDGs調査隊』を作成。全国の消費生活センターおよび、各自治体の教育委員会に配布した。
本冊子は令和2年度地方消費者行政に関する先進的モデル事業(消費者庁委託事業)「事業所見学を通した地域における消費者教育の推進」において作成された。
静岡県浜松市を対象地域に実施した消費者教育プログラムを、他の地域でも展開できるようにまとめたもの。「つかい手」は小学生とその保護者、「つくり手」は経営者とその従業員を想定している。
冊子は2部構成。「入門編 知っておきたい基礎知識や調査データ」ではエシカル消費等の基本的な用語や調査、行政主導のプログラムの概要などについて、「実践編 プログラムの実践に向けたノウハウ」では具体的なプログラムづくりを解説している。
プログラムを通じて両者をつなぎ、エシカル消費およびサステナブル経営を促進させることで、SDGs達成への貢献を目指している。
冊子はHPからダウンロードできる。https://sdgs-chousatai.net/index.html
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2021年3月15日号掲載