「第6回角川つばさ文庫小説賞」の授賞式が3月18日、都内で開催された。一般部門は角川つばさ文庫での出版を前提としており、9~13歳の児童を読者対象と想定した作品を募集。こども部門は小・中学生が書きたい、読みたい作品を募集し、応募資格は中学3年生以下、刊行はしない。
一般部門は応募総数141作品。金賞は田原答さんの「オバケがシツジの夏休み」が受賞した。
こども部門の応募数は428作品。「ねずみの水晶玉」矢吹優奈さん(広島県・小学3年)と、「飽食時代」綾星鳴夏さん(福井県・中学3年)がグランプリを受賞した。
角川つばさ文庫は今年創刊10周年を迎え、特別記念企画を実施している。読者プレゼントキャンペーンとして作家イベントへの招待、全員プレゼントなどを用意。人気シリーズ「いみちぇん!」と「1%」のコラボ小説の刊行なども展開中だ。
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2018年4月23日号掲載