(公社)全国学校図書館協議会(以下、全国SLA)では、同協議会が制定する「学校図書館メディア基準」を改訂することとなり、このほど改訂案がまとまりました。改訂案の詳細はWebサイトで紹介しています。
現行の「学校図書館メディア基準」は2000年3月21日に制定されたもので、学校図書館に必要な印刷・視聴覚・電子の各メディアの最低基準を定めています。各学校図書館でのメディアの構成を検討したり、各自治体での学校図書館に関する予算の計上の際などに活用されています。
新しい「学校図書館メディア基準」(案)では、小学校の蔵書の配分比率を大幅に見直しています。また、視聴覚メディアの最低基準数を見直したほか、電子メディア(アプリ、Webサイト、動画サイト、データベース、パッケージソフト、電子書籍、デジタル絵本、DAISY等)の、有料のものを対象に数量基準数を収載するなど、新しい教育を視野に入れています。
全国SLAでは、改訂案についての意見も募集しています(締切:2020年1月末)。詳細はWebサイト(https://www.j-sla.or.jp/)をご確認下さい。