東京書籍はEDIXブースで今年度から提供を開始した「みんなにもっと NIMOT!(ニモット)」を紹介する。
これは、同社が2024年度に発行する学習者用デジタル教科書や指導者用デジタル教科書(教材)、指導者用デジタルブックと連携するデジタル教材だ。それぞれのペースで情報収集したり協働したり家庭で学ぶ際に安心して利用できる教材があることは、1人1台端末活用を子供に委ねる際の教員の不安を解消する一助となるだろう。
■11科目に対応
対象教科は11科目。各教科の教科書に準拠した動画教材やシミュレーション教材、用語や単語などのカード教材、単元末問題の解説動画、ワークシート、プリント教材や教員向け教材素材や指導例、特別支援対応ワークシート等を含めて8000以上の教材を提供。新着教材や学習時期に合った教材などをピックアップして知らせる機能もある。
■多彩なコラボ教材
各社と連携した教材も提供。Eテレの番組で知られるユーフラテスとコラボした実験映像やZ会グループとコラボした全国公立高校入試対策動画、一社・LeaLと連携した専門家へのインタビューアニメ、朝日学生新聞社のワークシート付の新聞記事や日本語検定などだ。
■タイピング教材
オリジナルタイピング教材は9月頃に公開予定。キャラクター「NIMOTs(ニモッツ)」と会話を楽しみながら進めるモードなどレベルに合わせた3モードで自学を支援する。
■最適な教材を検索で自ら発見
検索機能を充実。全教科・全学年を通したフリーワードによる串刺し検索も可能だ。
気になった教材を後から確認できるブックマーク機能も搭載。画面ごとにURLを取得でき、外部の授業支援ツールやChat機能等で共有できるようにした。課題の一部としてお知らせ機能で教員が課題のURLを配信した場合は子供がリアクションを送るなど双方向でやりとりが可能だ。
■毎日学びたくなる!
毎日アクセスして学びのきっかけとなる仕掛けを用意。「きょうはどんな日?」「きょうの動画」など、日替わり情報も提供。バズボタン「!」も用意。心が動いた分だけタップすると、翌日にはそのランキングが発表される。
学習者用ユーザーライセンスや指導者用校内フリーライセンスがある。
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